ネームサーバーの変更とプロパゲーションについて

海外のレンタルサーバーを借りているのだが、いくらチューニングしてもWordPressが凄く遅い、頻繁にメモリー不足、500番台エラーが頻発と頭が痛い。DOSやWindows 3.1時代のIRQの設定で悩む以上に厄介なものでついにレンタルサーバーを変えました。

この愚痴みたいな記事を読めるという事は新しいレンタルサーバーへのネームサーバーの情報がうまくプロパゲートできたという事です。

また、他のウェブ屋やサーバー移行業者の方が陥りやすい首をかしげる事象もここに注記しておきます。

さて、面白い事に、うちではKDDIひかりをネット回線として使っているが、KDDIだとネームサーバーのプロパゲーションが日本国内だと一番最後みたいだ。

先ほどからプロパゲーションという単語を使っているが、日本語だと伝播(デンパと読む)になる。英語の単語でpropagate, propagation, propagatedとそれぞれ伝播した、伝播する、伝播し終わったになる。但し日本では、プロパゲーションという単語しか基本的には使わないのでこの単語を用いて検索するときはプロパゲーションと検索するといい。

現在ネームサーバーを変更してからもう少しで24時間が経つ。KDDI以外の海外のプロバイダーだと既に新しいネームサーバーが有効になっており、新しいレンタルサーバーでのウェブサイト、つまり、この記事が読めている。また、日本のKDDI以外のプロバイダーでも既に新しいネームサーバーに代わっているみたいだ。何故ならドコモのスマホでチェックしても、プロパゲーション確認用ツールで確認してもネームサーバーの変更が確認できるからだ。auのスマホでは残念ながらチェックはできていないが、同じKDDIの回線網を使っているならauのスマホも家のKDDI回線と同じく見れていないだろう。

プロパゲーションとは

ネームサーバーの変更が世界中にいきわたるにはだいたい24時間から48時間かかる。この期間の事をプロパゲーションと言い、このだいたいのかかる時間はルート ネームサーバーやキャッシュ情報が世界中に変更したウェブサイトの情報をいきわたらせるにかかる時間の事。プロパゲーションのせいで全てのウェブサイトの閲覧者がプロパゲーションが終わるまで、新しいウェブサイトへ誘導されるわけではなく、古いネームサーバーの情報をもとに古いウェブサイトへ誘導されてしまう。

どのくらい早く閲覧者が新しいネームサーバーの情報を受け取ることが出来るかはその閲覧者の物理的な位置、インターネット・プロバイダー、そして運が少々。また、ネームサーバーを変更されたレンタルサーバー会社又は、前のレンタルサーバー会社がどうにかできるものではない。プロパゲーションが完了した時に全ての閲覧者が新しいウェブサイトを見ることができ、Eメール等も使えるようになる。

プロパゲーションがいつ完了するかはわかる方法はなく、自分が見れても、隣の人が見れない可能性がある。それは、先ほど説明したKDDIとその他のインターネットプロバイダーの例をとってみればわかる。

プロパゲーションの変更にかかわる重要なファクター

自分のパソコンのTTLの設定

使用しているPCのドメインのゾーンファイルにてこのTTL、Time to Liveの設定を短くすればプロパゲーションの速度が上がる。しかし、このTTLを短くすれば上位のネームサーバーに対して要求する頻度が上がり、負荷を大きくさせるだけになるかもしれない。

使っているISP

自分の使っているISP(インターネット・サービス・プロバイダー)は基本的に自分のプロバイダー内にてこのDNSレコードを保管してある。これは、ネットの接続スピードを上げるためでもあり、ネットの混雑を避けるためでもある。しかし、ISPによってはこのTTLの設定を無視しプロバイダー内にキャッシュされた情報を2,3日更新しない事がある。つまり、プロパゲーションが24から48時間かかるといわれていても、ISPの事情によっては運悪く最大で72時間待たされる可能性もある。

使用しているドメイン業者のレジストラ

自分のドメインを購入したところ、もしくは現在預けている組織、つまりはレジストラがどのくらいの頻度でDNS情報を更新するかによる。VeriSign等は3分枚にDNSのゾーン情報を更新していたりする。しかし、レジストラによっては、レジストラ内のネームサーバーに負荷をかけすぎないようにTTLの設定をだいたい最大で48時間程度かかるように設定している。つまり、48時間毎に世界中に新しいネームサーバーの情報だよ~って更新する。

DNSキャッシュ

ほとんどのパソコンはDNSをキャッシュする機能を持っている。そのため、最大で48時間古い情報を覚えているから古い情報をもとに古いウェブサイトへ誘導してしまう可能性がある。DNSのキャッシュをクリア(DNS FLUSH)すれば新しいDNS情報に更新してくれるので、プロパゲーションが早くなる可能性はある。

ブラウザーのキャッシュ

ブラウザーのキャッシュはDNSとは基本的に関係はないが、ネームサーバーを更新したサイトの前のキャッシュが残っていれば表示を早くするためにブラウザーのキャッシュ内の情報をロードし、スクリーンに表示する。そのため、ブラウザーのキャッシュをクリアすることも大事である。Windows XP時代のインターネット・エクスプローラーでは以外とこのキャッシュが働いていて結構古い情報を表示させたりすることがある。

参考資料 WHAT FACTORS AFFECT DNS PROPAGATION TIME?
参考資料 When Will My Domain Start Working? Propagation


先ほど確認したらKDDIひかりは毎日24時頃にDNSレコードを更新するみたいだ。

そして、新しいレンタルサーバーはかなり快適!

あ、気づきましたか?記事が少しでも役に立ったと思ったらシェアでもコメントでもしてみてください^^;
スポンサーリンク
このページの短いURL: http://pc.thejuraku.com/?p=2221
129 queries in 2.554 seconds.