システムの復元を行って「正常に終了しました!」という様なメッセージを見たいのですが、運が悪いとそういうメッセージではなく、「システムの復元は正しく完了しませんでした。」というメッセージが代わりに出てくることがある。
以下は、通常作動のWindows 7にてシステムの復元において特定のファイル等が復元できずに正しく修復できなかった時の対処法である。
1.セーフモードにて作動し、システムの復元を試みる。
2.セーフモードでシステムの復元がダメだった場合、Windows OS以外のOSで作動し、上記ダイアログで表示された抽出できなかったファイルを元に戻す作業が必要になる。
Windows以外のOSではLubuntu等で行うのが良い。Ubuntuは重たいOSである事とユーザーインターフェースであるUnityがWindowsユーザーでは使いづらいかもしれないのでお勧めできません。
例えば、
c:\Users\Mike\Desktop\fukugen.exe
というファイルが上記ダイアログにて抽出できなかったという場合、lubuntuで作動し、
c:\System Volume Information\
の中の同じ構造の箇所にfukugen.exeをコピーする事。
また、fukugen.exeというファイルがあったとしても、ゼロバイトで同名のファイルが存在する場合がありますが、ゼロバイトファイルではWindowsのシステムの復元は復元に失敗していると判断するのでしょう。
なぜゼロバイトのファイルが存在するのか?おそらくアンチウイルスソフトがシステムの復元の領域内にあるそのfukugen.exeファイルがウイルスだと判断した為、fukugen.exeというファイルの内容を消去し、代わりにゼロバイトの同名のファイルをおいたということでしょう。
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