ある時Windowsとgoogle Chromeを使っていていきなりnet::err_cert_authority_invalidというエラーに出くわす事がある。chromeのFlagsやHSTS関係のページから対処しようにもどうにもならないことがあるが、そういうときはインストールしてあるアンチウイルスソフトやインターネットセキュリティーソフトの類が問題を起こしていたりする。
ここではComodo Internet Securityで上記リクエストに出くわしたときに対処する方法を記載しておきます。
この問題の対象者
- (なぜか)google Chromeだけ
- Comodo Internet Securityを使用している
この問題で起きること
- httpsで始まるウェブサイトが使えなくなる。
- httpsで始まるウェブサイトが信頼できないサイトとして扱われる
- google Chrome使っているのにgoogleのサイトが閲覧できなかったりする
- googleアカウントにログインできなくなる。
- 場所的にIDを入力する画面で「次へ」をクリックしても無反応
問題の所在について
ネットを調べれば色々な問題と解決方法が出てきますが、CIS(Comodo Internet Security)を使っている場合、勝手にCISE(Comodo Internet Security Essentials)というものがダウンロード&インストールされてしまいます。
問題はこのCISEがインストールされていることで迷惑なエラーが起きることです。本来このCISEではMan In The Middle Attackを回避するためのソフトという位置づけですがアンチウイルスソフトを使用してhttpsの通信を傍受し攻撃者から守るという役割を果たそうとしているはずですが、我々ユーザーの通信上の問題を引き起こすだけではなく、実は攻撃者を助けているだけという事がわかっています。
アンチウイルスソフトが提供しているこの問題のhttpsスキャニングの機能は、「痒いと思われるところを自動的にかこうとするだけでなく勝手に余計なところまで触るセクハラ行為」と同じようなものです。これはユーザーからしてみればセクハラではなく悪意あるセクハラ以外の何物でもない行為ですのでこのような余計な機能はOFFにすることがベストでしょう。(仕事場でもOFFにできれば一番良いですがね、男女問わず。)
解決策
この問題の対象者を見て分かる通り、Comodo Internet Securityをインストールしている場合に問題が発生しますが、一緒にかってにインストールされたComodo Internet Security Essentialsが悪さをしていますのでそれだけをアンインストールしてください。
アンインストールするにはWindowsのアンインストールのところからComodo Internet Security Essentialsというソフトをアンインストールすれば大丈夫です。
それだけです。本当に余計なことをしてくれますよね(-_-;)セキュリティーソフトって。Comodo自体は無料だから結構好きなんですけど。
補足
他のアンチウイルスやインターネットセキュリティーソフトでは別ソフトとしてインストールされているのではなく、本体にそのままhttpsスキャニング(もしくは類似名)でありますのでOFFにしてみましょう。設定がどこにあるかわからない場合は一旦セキュリティーをオフにし、問題を起こしているページを訪問すると違いがわかるかもしれません。
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