PoE (Power Over Ethernet)とは?

Alternative AAlternative B とその他

PoEの企画の中にはIEEEの規格団体が取り決めた規格とメーカー独自の仕様やユーザー独自の仕様などがあります。IEEEの団体が取り決めたPoEのIEEE802.3afの規格には以下のAlternative AとAlternative Bの規格があります。何が違うかといえばLANケーブルを使っての配線の方式の違いであり、LANケーブルの中にあるどこの線を使っての配線かの違いです。

Alternative A (mode A/Type A)について

Line Type A
1 Data+Power
2 Data+Power
3 Data+Power
4 Open
5 Open
6 Data+Power
7 Open
8 Open

10BASE-Tと100BASE-TXのAlternative Aでは、LANケーブルの1~8ピンの中の1、2、3、6を使います。そして、その使用する線の中からプラス(+)とマイナス(-)の電極を選び電力を1、2、3、6のピンに流します。また、Alternative Aの特徴としてこの1、2、3、6ピンはデータ線であり、この方式ではデータ線に電源を流す方式です。

1000BASE-TではLANケーブルの中の8芯4対のケーブル全てをデータ線として利用しますが、Alternative Aの方式では100BASE-TXと同じく1、2、3、6の信号線を使います。

Alternative B (mode B/Type B)について

Line Type B
1 Data
2 Data
3 Data
4 Power
5 Power
6 Data
7 Power
8 Power

10BASE-Tと100BASE-TXのAlternative Bでは、LANケーブルの1~8ピンの中の4、5、7、8ピンを使います。そして、その使用する線の中からプラス(+)とマイナス(-)の電極を選び電力を4、5、7、8のピンに流します。また、Alternative Bの特徴としてこの4、5、7、8ピンは100BASE-TXではデータ線としては使われていない空き線を使用する方式です。

1000BASE-TではLANケーブルの中の8芯4対の信号線全てを使いますので10BASE-Tと100BASE-TXのように信号線に空きはありません。しかし、使う信号線は100BASE-TXと同じく4,5,7,8ピンを使います。

独自規格メーカー仕様

メーカーの独自規格は様々あり、100BASE-TXの規格方式だけでみても、1~8ピンのうちのどれかを使うのかはメーカーの判断である。しかし、近年はIEEE802.3afの規格やIEEE802.3atの規格に準拠した製品が出てきておりメーカー独自の規格は特別な環境やユーザーの配慮によってしか作られないようになっている。

この場合の特別な規格とは、IEEE802.3afやIEEE802.3atの規格に非準拠であり、IEEE802.3afでは最大DC48Vまで電力を制限されているのにかかわらず、それよりも多い電力を流すものであったりする。これはユーザーの要望により各企業がその企業の為に作っている事が多い。

なお、メーカー独自の例としてCisco社抜粋すると、Cisco独自の規格とIEEE802.3afの標準規格との違いは、

  • 接続されたデバイスで使用できる電力量
  • デバイスの検出に使用する方式
  • 受電側デバイスが取り外されたときに、ワイヤの電源供給を中止する方法があるみたいです。*Cisco JPNのHPへ

なお、各企業が推奨していない組み合わせやIEEE802.3afやIEEE802.3atの規格に準拠していない規格の製品同士や一方が準拠しているが一方が非準拠の製品をつなげると時はメーカーサポートは受け取れないと思って下さい。(一方もしくは、つなげた機器が全て壊れる可能性もありますので。)

独自規格ユーザー仕様

名前の通り、エンドユーザーが独自にLANケーブルに給電・受電機能を取り付けたエンドユーザー毎に異なる規格です。しかし、一般的にコアユーザーや通常のPoEを使えない、もしくは、PoE機器を購入するより安く費用を納める為にユーザーが自ら改造を施すものです。

当然のことながら販売されている機器に推奨使用機器以外や機器の改造を認めていない、もしくは認めている範囲を逸脱している行為により仕様機器が破損した場合は改造などをほどこした機器のメーカーに問い合わしても保障対象外になります。

Poeで使えるケーブルの説明は次のページへ、

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